本当は丸坊主で過ごしたい話

私は普段、いわゆる坊ちゃん刈りである。物心ついたときからそうだったし、”まあ無難でしょ”という感覚でしかない。 一方で、定期的に髪を切りに行く、というのが本当に面倒くさく、できることなら長さも、切りに行くことも全て自分で管理したい。美容院は時…

ティータイムの価値がわかるようになってきた話

31歳までの私は、ティータイムって意味ある?と思っていた。お出かけ途中にするティータイムは休憩として、そこでしか食べられないもの(パフェとか)は食べることに価値があるのは分かっていたが、ティータイムを文字通りお茶を飲む時間として勝ちがあるの…

中日ドラゴンズのスローガンの話

2022シーズンの中日ドラゴンズのスローガンが、All for Victory となった。 私としては、とてもシンプルでカッコいいと思う。 私は落合監督時代に中学〜大学生であり、いわゆる落合信者であると思う。当時のスローガン、Road to Victory は好きだし、球場な…

久しぶりにゲームをさせてもらった話

昨日の土曜日、部屋にこもってテレビゲームをさせてもらった。 ”させてもらった”の相手方にいるのは妻だ。 ここ3週間の土曜日・日曜日に、妻が実家に帰っていた。家の用事とのことで仕方ないのだが、それぞれ1泊したため、娘は私がみていた。 仕事+育児2日…

帰り道にコンビニがない話

車通勤の私は、帰りにコンビニに寄ることがある。ただ、タイトルのとおり、帰り道にコンビニがない。いや正確には”寄り易いコンビニ”がなくてモヤモヤしている。 愛知県の田舎に住んでいるため、通勤路のほとんどが片道一車線だ。できれば左側にある、右折せ…

本当は昼飯を一人で食べたい話

事務員として働いている私は、2交代制で昼休憩をとっている。 いつもほぼ同じメンバーで休憩に入るため、いつも一緒に昼飯を食べることになる。 というのも、こういうのは初めが肝心で、今の部署に移動してきて、まず、「一緒に食うか」となったメンバーが固…

カラスに挨拶している話

私は朝、ゴミ出しをしている。自宅から公園の横に設置されているゴミ捨て場までは歩いて1分ほどだ。ゴミの日、特に燃えるゴミの日はカラスが空を支配している。 私は正直なところ、カラスが怖い。見た目もそうだし、賢い点もそうだし、変な病気を持っている…

爪がすぐ伸びる話

私は爪を、風呂上がり、もしくは車の中で切っている。 風呂上がりに切る爪はやわらかくて切りやすい。変な割れ方もしないし、おすすめだ。夜に爪を切ると親の死に目に会えない、という迷信もあるが、私は父の死に目に会えているので大丈夫である。ただ、念の…

貰い物のお茶が美味すぎた話

先日、妻の実家からお茶(緑茶のティーバッグ)をいただいた。 私はよく温かいお茶を飲むため、単純に”ありがたいな”と思った。私がよく飲むのはおーいお茶のティーバッグで、これでもスーパーに置いてある商品の中ではクオリティが高い方で、買うときはいつ…

娘と本屋に行った話

日曜日に1歳半の娘と2人で本屋に行った。 家の中ではテクテクと歩いている娘だが、衛生面のことを考えて”抱っこでいいか”と、抱っこひもはなしで、財布・携帯・鍵・おしりふき・替えのオムツ1枚だけ持っていった。 私は買いたい本が1冊あったためそれを手に…

風呂用のメガネをいつまで使えばいいのか分からない話

私は古くなった眼鏡を、日常使いとは別に、風呂用として使っている。 ガラス面のコーティングが所々剥がれ、少々曇って見えるくらい古くなっている。 日常用のメガネは4本あり、仕事やお出かけなど使い分けている。一方でこの風呂用のメガネはもう10年ほど風…

娘にドアラを覚えさせた話

私は中日ドラゴンズファンである。中日は他球団に比べて人気がないイメージがあるが、マスコットキャラクターのドアラは一時期大変な人気であった。 中日ファンとしては球団に関連するものが注目されることは嬉しいし、ドアラのグッズがたくさん出ることも楽…

枕元が充実すると安心する話

私は今、妻、1歳半の娘と、いわゆる川の字で寝ている。 そんな私の枕元には、延長コード→充電器→スマホ、サブのスマホ、ニンテンドー3DS、AirPods、電気あんか、そしてメガネ、とかなり充実している。 (文字にすると多く見えるが、枕元の狭い範囲にも十分置…

今週のお題「最近あったちょっといいこと」から、元上司に声をかけられた話

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 私は働くことがものすごく嫌いだ。32歳にして2回転職をしているが、どちらも職場への不満のほか、ただ”休みたい”と思ったことが要因としてある。 仕事を辞めると決まったときの快感はすごい。あらゆる責任、溜まっ…

ブログはキーボードで書きたい話

私は今、スマートフォンでこの記事を書いている。すでに床についた娘の横で静かに書くにはサラサラしたスマートフォンはいい。 ただ、タイトルのとおり、やはりキーボードで書きたい。その理由はたくさんある。 ひとつに、早く書ける。全ての指を駆使して、…

フリーエージェントについて思うことの話

プロ野球にはフリーエージェントというものがある。 ざっくり言うと、中堅選手になると他球団と自由に交渉できる権利だ。 私は社会人になるまで”他球団に行くなんて恩知らずだ!”という思考だった。今は違う。 社会に出て評価される立場になると、不当(と思…

不便なことに趣を感じる話3

歩くこと、もこれに当てはまると思う。 私は愛知県在住で交通の便が良くない地域に住んでいる。そのため、日常の主な移動手段は車だ。通勤、保育園の送り迎え、スーパーへの買い出し、どれも車で行く。 たまたま、スーパーまで歩いていく機会があった。出か…

喉の乾きは我慢しない話

あと少しで仕事が終わる。あと45分もすれば家につくが、喉がほんの少し乾いた。 ”ほんの少し”、そんなときでも私は自販機で飲み物を買う。 医学的なことは知らないが、私の経験上、喉の乾きを甘く見ると体調が悪くなる。風邪をひくこともあるし、意味がわか…

同僚にボールペンを貸したくない話

私は日々、事務業務にあたっている。手元にはパソコンやスマホのほかに、いつもボールペンがある。 当然、私のボールペンだ。主に使うのは私で、他の人が使うことは全く考慮していないし、しなくていい。 それでも、ふとした瞬間に借りられることも、使われ…

立浪監督の2000本安打の新聞を捨てられない話

私は立浪監督が2000本安打を達成した試合を、テレビで見た。翌日には一人でコンビニへいって中日スポーツを買った。 当時中学生であったが、一人でコンビニへいったことも、家に届く以外の新聞を買ったことも、どちらも初めての経験であった。 先週家の片付…

不便なことに趣を感じる話2

ひとつ、タンブラーについて思うことがある。 タンブラーは温かい飲み物などを保温しつつ、すぐに口にすることができる。とてもよいものであると思う。 しかし、水筒もこの世の中には存在するではないか。 高校生のとき、アメリカに短期留学(と言うなの旅行…

不便なことに趣を感じる話1

私は不便なことを楽しみたい、という気持ちがある。 うまく言い表せられないのだが、一言でいうとそうだ。 すでに世の中には”不便益”という言葉を用いて研究をされている方々がいる。ものすごく簡単に言うと不便であることで益を産む(または産むことがある…

重いものは持てないのに娘は抱っこできる話

私は運動神経がない。力もない。それでも娘を長時間抱っこできるのはなぜなのか。 私は小学生高学年の頃から、ガリガリだった。中学生になると幸いにも背が伸びて、ヒョロガリになった。そのころから運動が苦手で体育の成績も悪く、力もない私が形成されてい…

お祖父ちゃんのジャケットの話

現在32歳の私は、中学生の時に母方のお祖父ちゃんを亡くした。 お祖父ちゃんは躾には厳しかったが、よく物を買い与えてくれた。様々なご褒美として買ってもらったゲームソフトは、やらないまでも今でも捨てられずにいる。 その後、お祖母ちゃんも亡くなり、…

日本シリーズの話

2021年のプロ野球はヤクルトスワローズが日本一を獲った。バファローズのにわかファンとしては残念だったが、ナイスゲームばかりでとてもワクワクしながら楽しんで観戦できた。 こんなにも1試合1試合を真剣に観た(あるいはラジオで聴いた)のは、中日ファン…

仕事は、お山の大将がいいと思う話

私は社会人1年目と4年目でそれぞれ転職をした。 1年目は、合っていなかった。職場の雰囲気と私の性格そのものが合っていなかった。就職活動では”安定”しか考えておらず、いわゆる自己分析というものの大切さを見誤っていた。この転職には後悔はない。 4年目…

今週のお題「お気に入りの靴下」から、どんな靴下を履けばいいのか分からない話

今週のお題「お気に入りの靴下」 私は32歳の男性である。勤務の日はほぼスーツであり、それに合わせて靴下は常に黒の長いものである。 就職活動から時を経た今であればグレーでもベージュでもある程度好きなものを履いてもいいのだが、片方が破れたとき、行…

1歳半の娘が喋り始めた話

1歳半の娘が、言葉を覚えつつある。 妻を見ては「ママ」、私を見ては「オトット(お父さん)」と、基本的には見事にしゃべることができている。 しかし、これを逆に口にしてしまうことも多い。 私のiPhoneの待受は、妻と娘の写真である。妻が出かけていると…

お祖母ちゃんとマフラーの話

2010年の冬、お祖母ちゃんにマフラーを買ってもらった。 当時私はもう大学生になっていたが、マフラーなど首に巻き付ける衣類が苦手で持っていなかった。 お祖母ちゃんの家に遊びに行ったとき、「寒いねー。え、あんたマフラー持ってないの!?買ってあげる…

リタイア後にシーズンシートを買いたい話

私は今年、32歳になった。もうオジさんなのだが、ささやかな、将来の夢がある。タイトルのとおり、リタイア・定年後にプロ野球のシーズンシートを買うことだ。 シーズンシートは、いわば野球観戦の”年パス”で、中日ファンの私であればナゴヤドームに毎回行け…