本当は丸坊主で過ごしたい話

私は普段、いわゆる坊ちゃん刈りである。物心ついたときからそうだったし、”まあ無難でしょ”という感覚でしかない。

一方で、定期的に髪を切りに行く、というのが本当に面倒くさく、できることなら長さも、切りに行くことも全て自分で管理したい。美容院は時間どおりに行かなければならないし、予約をするのも面倒くさい。

 

せっかく男なのだから、バリカンでまるっと丸坊主にしたい。週に一度くらいバリカンを入れればずっとキープできそうだし、寝癖を治すクソ面倒な朝のルーティンも無くなりそうだ。おしゃれ云々はどうでもいいので、これが最善の解決策だ、と思っているが…

 

そろそろ話し始めている1歳半の娘のことを考えてしまう。○○(娘)ちゃんのお父さん丸坊主ー なんていじられたりしないだろうか。

○○ちゃんのお父さん、なにか悪いことでもしたのかな と勘ぐられたりしないだろうか。 などだ。

 

職場ではいわゆる薄くなってきた、人たちが坊主やスキンヘッドにしたのを見たことがある。潔いし、羨ましい。

32歳の私はもともと多かった白髪が更に多くなってきたくらいで、量に変化はない。薄くなってきたらきたで悲しくなるのかもしれないが、絶対坊主にしたい。

 

すでに他界している私の父は、外出時、いつも髪をきちっとしていた。ジェルでガチッとかためて清潔感があった。その息子なのになんでこうもがさつなのか。せめて娘は容姿を気にするような人になってほしいな、となんとなく思ったよ、という駄文でした。