重いものは持てないのに娘は抱っこできる話

私は運動神経がない。力もない。それでも娘を長時間抱っこできるのはなぜなのか。

 

私は小学生高学年の頃から、ガリガリだった。中学生になると幸いにも背が伸びて、ヒョロガリになった。そのころから運動が苦手で体育の成績も悪く、力もない私が形成されていた。

今は32歳だが、20代を通してみても、ずっと軟弱なままであった。スーパーで2L×6本のペットボトルを買って、車から玄関に運ぶ間にもどこかで休憩を挟んだりする。そんな具合だ。

 

娘は現在約10kgだ。1歳半の今も寝る前にはグズグズして抱っこをせがんでくる。ときには1時間以上することもある。当然疲れるのだが、なぜ抱っこを継続できるのか、自分でもわからない、物理的な体力では絶対にそんな力はないはずなのに。

 

思いつくこととしては、娘の泣き声をとにかく聴きたくない、という思いが力を生んでいる、ということである。あくまでも仮説なのだが、泣き声を聴いて精神的に疲労するよりも、腕や腰の筋力が披露する方がマシだ、と脳が感じていると考えている。

 

スーパーなどでは子ども片手に買い物する女性をよく見かける。そういう母達にもそういう力が働いているのだろうか。母は偉大だし、赤ん坊の泣き声は強い。

まだまだそういうことを実感する時期だ。