カラスに挨拶している話

私は朝、ゴミ出しをしている。自宅から公園の横に設置されているゴミ捨て場までは歩いて1分ほどだ。ゴミの日、特に燃えるゴミの日はカラスが空を支配している。

 

私は正直なところ、カラスが怖い。見た目もそうだし、賢い点もそうだし、変な病気を持っているかも…というところもだ。

 

タイトルのとおり、私はカラスに挨拶をしている。だいたいは手のひらを見せて「うっす」という感じである。この行動は、生き物への愛情などではなく、不良から身を守るための愛想笑いのような、”襲わないでくれよな!”というビビリの面から生じている。

 

一方で、娘は「かーかー」という単語を覚え、カラスを見かけると、単純にカラスへの興味で、カラスに挨拶(というか指差し)をしている。可愛いとも思うが、私から見れば、のんきだな…とも感じる。1歳半に向けて言う言葉ではないが。

 

考えてみれば、家の周辺で見かける動物には声をかけてしまっている。どこかの飼い猫だったり、尻尾が切れた野良猫だったり、ふいに現れるカマキリだったり。

恩返しも何も求めてはいないが、お互いに平穏にやっていこうぜ、とは言いたいと思っているよ、という駄文でした。