娘と本屋に行った話

日曜日に1歳半の娘と2人で本屋に行った。

家の中ではテクテクと歩いている娘だが、衛生面のことを考えて”抱っこでいいか”と、抱っこひもはなしで、財布・携帯・鍵・おしりふき・替えのオムツ1枚だけ持っていった。

 

私は買いたい本が1冊あったためそれを手に取る。娘にも気に入った絵本があれば、とブラブラした。

店内を5分ほど歩いただろうか、娘を支えていた左腕がすでにプルプルしていた。いつまでも軽いつもりで考えていたが、落ち着いて考えれば娘はまもなく10kg。普段なんの運動もしていないガリガリに支えられる重さではない。

 

娘にはとりあえず反応が良かったものを1冊買った。レジでの腕のプルプルはおそらく他の人から見てもわかるくらいだった。

一見ほほえましいエピソードのようだが、自分の情けなさと、娘の成長を冷静に見れていなかった反省を感じた。

 

幸いにもその1冊は娘にハマり、抱きかかえながら寝ている。自分が選んだ1冊よりも、ふと読んだ本が気に入ることはある。そういう1冊になったのだ、その本とは縁があったのだ、と自分に言い聞かせているよ、という駄文でした。