八方美人で生きている話

私は八方美人だ。

 

私は企業の就職面接や、業務など初対面で会う人との対応がうまい。

八方美人のコツは2つある。

1つ目は自分をよく見せたいという願望があること。これはプライドが高い、に近いと思っているが、それに加えて”上っ面”だけよく見せればいいや、という面倒くさがりな性格を持ち合わせていることが必要だと思う。

その場しのぎでしかものを考えていない、ということも八方美人には欠かせない。

 

2つ目は相手が喜ぶことを第一に考えること。相手が言いたい悪口や愚痴に賛同して、その対象が自分だったり自分の所属する組織であっても相手の気持ちになって話をすすめることが大事だ。

 

八方美人な性格だと、人と深く仲良くなれない。1つ目の”上っ面”で、ずっと生きている気がしてしまう。

 

私の妻も八方美人だ。私が知る限り、本当の性格もとても温かい人だと思っているが、それ以上に対外的な態度は美しい。そんな自分に似た部分を持っている人を好きになったことも、私がプライドが高く、自分が好きな現れなのかもしれない。

 

今1歳半の娘には、八方美人になってほしくない。正確にはなってもいいが、自分を曲げず、人目を気にする人生を歩んでほしくない、というところだ。

だんだん言葉数も増えてきている今、できるだけ娘を否定せず、色々やらせてあげたい。が、わがまま、大声から逃げることを第一に考えてしまっている。娘、ごめん。本当はこう思っていたんだ、と大きくなったら伝えたい。という記録をしたいだけの駄文でした。